Column コラム

歯周病とタバコの関係性

こんにちは。トワデンタルクリニック人形町です。

最近では以前のように紙タバコを吸う人より、加熱式タバコを吸う人の方が多く見られますね。

加熱式タバコが発売されたのは2014年11月、今年で10年目になります。今では加熱式に加え、電子式タバコも発売され、街中でもよく見かけますね。

みなさんは、タバコにはニコチンやタール、発がん性物質が含まれていることはご存じかと思います。また、タバコを吸っていると歯周病が悪化する、治りにくいということを耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ではなぜタバコを吸うと歯周病に悪影響があるのでしょう?

タバコにはたくさんの有害物質が含まれていますが、その中でもニコチンと一酸化炭素が歯肉に悪影響を及ぼすと言われています。

ニコチンは血管を収縮させ、酸欠、栄養不足になりますし、体を守る免疫機能も狂わせ、抵抗力の低下にも繋がります。そして、一酸化炭素は組織への酸素供給を妨げてしまいます。

画像引用:日本口腔保健協会

むし歯と違い、歯周病は痛みがなく進行していくことが多い病気です。

血管が収縮すると血行が悪くなり、歯肉に炎症が起こっても出血しにくく、歯周病の発見が遅れてしまいます。また、歯周病治療を始めてもタバコを吸っていない人と比べて、治りにくいと言われています。

タバコを吸っている方は自覚症状がなくても、一度歯周病の検査を受けてみてはいかがでしょうか?

トワデンタルクリニック人形町ではネット、お電話でご予約いただけます。

 
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