銀歯とセラミックってどちらが歯に良いの?
こんにちは。人形町の歯科医院のトワデンタルクリニックです。
こういった疑問はみなさん誰しも思うかと思います。
むし歯で歯がなくなってしまうと、銀歯にするかセラミックにするか、、歯医者さんに聞かれた方も多いかと思います。
どちらが良いかというのは
ナンセンスです!
金属もセラミックも一長一短あって、適材適所で使われています。
それぞれのメリットデメリットです。
↓金属
〇メリット
金属の種類によってはたたくと伸びるので、これを利用して歯の適合を合わせていくことが可能
衝撃に対して変形してくれるので強い咬合力の方には調整が効きやすい
×デメリット
変形した結果、歯と金属の間に隙間ができてしまうと、むし歯や歯周病を引き起こしやすくなる
よく研磨しても傷がつきやすくプラークが表面につきやすい
金属色で見た目は歯とは似ても似つかない
↓セラミック
〇メリット
つややかで表面にプラークがつきづらい
変形しないので装着時の適合のまま良好に経過することができる
審美的(歯の見た目に近い)
×デメリット
研磨が不十分だと対合歯を痛める場合がある
強度が不十分な作り方をすると欠けることがある
条件が合致すれば
セラミックが良い
歯がたくさんそろっていて、力をうまく全部の歯で分散できる方なら、セラミックはむし歯や歯周病の予防になるのでよい結果をもたらしてくれるでしょう。
対して、極度の歯ぎしりをされて歯があちこちすり減っている方は金属を選択することもあります。
特に一番後ろの奥歯は顎の関節と近いので、一番負担がかかる歯のため硬くて丈夫なものだと顎を痛めやすい傾向にあります。
それでも金属でないといけないわけではなく、かみ合わせのコントロールが十分できるようになればセラミックが良い場合もあります。
一部の合金およびプラスチック
のみ健康保険の対象
世界の歯科治療はどんどん進化するなかで、日本で健康保険の適用になっているものはごく一部です。
現在日本の健康保険の対象の治療は、決して最新の治療とは程遠いもので、科学が進歩しているというのに50年前の技術をそのまま使っています。
ご自身にあったより良い治療がたくさんあるにも関わらずさまざまな事情でそれを選択できないのは残念なことだと感じ、私は大学院で歯科材料の研究を行い、材料に関しての研鑽を積んできました。
納得のいくご説明はお任せください。
まとめ
どんな優れた素材や技術でも、扱う人の技量によってよくもわるくも人体に影響してしまいます。
一生食べて過ごせるかはその時の治療にかかわってきます。
不安な時はぜひ信頼する歯医者さん、歯科医院にご相談ください。
トワデンタルクリニック人形町