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【人形町の歯医者】歯を支える歯槽骨とは?歯周病で溶けてしまうメカニズム

歯周病

こんにちは。
人形町の歯医者、【トワデンタルクリニック人形町】です。

歯周病は、進行すると歯ぐきの炎症だけでなく、その下にある歯槽骨まで溶かしてしまう恐ろしい病気です。
歯槽骨が溶けてしまうと、歯は土台を失ってぐらつき始め、やがて抜けてしまいます。

今回は、歯周病が進行して歯槽骨を溶かしていくメカニズムを説明します。
歯周病の恐ろしさを確認し、一緒に予防に努めましょう。

歯周病は骨を溶かす?
歯槽骨が溶けるメカニズム

歯周病は、放っておくとどんどん進行し、歯を支える歯槽骨を溶かしてしまう病気です。
歯周病が骨を溶かしてしまうメカニズムを説明します。

歯周病の原因は歯周病菌です。
歯周病菌は、歯ぐきの表面部分から内側へ炎症を起こしつつ進行していきます。
歯の根元(歯根)と歯ぐきは、通常は歯根膜をはさんで密着しています。
しかし、炎症を起こした歯ぐきは歯根から離れてしまい、歯ぐきと歯根の間にすき間が生じるのです。
歯周病菌がこのすき間に侵入すると、ご自身の免疫反応が活性化し、歯槽骨を溶かします。
歯周病菌に感染した歯槽骨を溶かしてしまうことで、身体を守ろうとしているのです。

じつは、歯槽骨が溶けるのは歯周病菌の炎症作用によるものではなく、ご自身の免疫反応によるものなのです。

歯槽骨まで進行した歯周病の
治療は?

歯槽骨まで進行した歯周病は、治療の難易度がぐっと上がります。
なぜなら、一度破壊された歯ぐきや歯槽骨は、自然に元に戻ることはないためです。

歯槽骨を溶かすまで進行した歯周病を治すには、歯周組織再生療法を適用します。
これは、自然には回復しない歯周組織に働きかけ、元に戻るように促す方法です。
しかし、再生療法を用いても、歯ぐきや歯槽骨を元どおりの状態に戻すのは難しいため、そこに至る前に治療することが大切です。

歯周病はトワデンタルクリニック人形町で治療できます

歯周病の判断材料の一つとなる歯周ポケットの深さは、年齢とともに深くなることがわかっています。
2022年の厚生労働省の調査では、中度歯周病の目安とされる4mm〜6mmの深さは55歳以上の方のおよそ半数の方にみられました。
定期検診に通うことで、歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さから歯周病の進行状況を把握できるため、重症化するのを防ぐことにつながります。

参照:厚生労働省|令和4年歯科疾患実態調査の概要 p22 表19


トワデンタルクリニック人形町】の歯周病治療では、歯周病治療は担当制を採用しており、メンテナンスを継続的に受けていただきやすいシステムとなっております。
歯周病治療は進行の度合いそれぞれに対応しておりますので、歯周病でお悩みの方はぜひご相談ください。

ご予約は、24時間受付可能なWeb予約が便利です。

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