失った奥歯をインプラントにすることで得られるメリットとは?
こんにちは。
人形町の歯科【トワデンタルクリニック人形町】です。
食べものを噛む際に、奥歯はとても重要な働きをしています。
お口の機能に異常がない方42名を対象にした調査では、噛む力は、下側の第一大臼歯が最も大きく、約75㎏もありました。
その手前に位置する小臼歯の噛む力は50㎏程度であったため、奥歯の噛む力がいかに大きいかがわかります。
参照:J-STAGE|顎機能誌|咬みしめ時の歯列 における咬合力分布 p115
奥歯を失ったとき、以前と変わらない噛む力を維持するためには、義歯治療の中ではインプラントが理想的です。
今回は、失った奥歯をインプラントにするメリットについてお話しします。
奥歯をインプラントにする
メリット
奥歯にインプラントを適用するおもなメリットは、以下のとおりです。
しっかり噛める
顎の骨に歯根の代わりとなるインプラント体を埋め込むため、安定し、食べものをしっかり噛むことができます。
顎の骨や筋肉がやせるのを
防げる
入れ歯やブリッジの場合、インプラントと比較すると、噛んだときの刺激が顎の骨まで伝わりにくく、骨や筋肉が徐々に退縮していきます。
その結果、噛む力が衰えて食事に支障が出たり、少しの刺激で骨折したりすることがあります。
また、頬がこけて見えるようになり、容姿にも影響します。
インプラントであれば、噛むときの刺激が顎の骨に直接伝わるため、顎の骨や筋肉がやせていくのを防ぐことができます。
顎の関節を保護できる
インプラント治療時には、しっかりとかみ合わせを調整するため、噛むときに発生する大きな力を分散させ、顎に過大な負担がかかるのを防ぐことが可能です。
ほかの歯を守れる
奥歯がないと、残った歯で大きな噛む力を分担せねばならず、負担がかかります。
インプラントを導入することで、力の分散が可能です。
奥歯のインプラントは難しい?
奥歯のインプラントは、顎の下の神経を避けて治療する必要があります。
また、噛む力が大きいため、ほかの歯よりも骨の厚みが必要です。
骨の量が少ない場合には、骨量を増加する治療を行ってからインプラント治療を行う場合があります。
いずれの場合も、当院で対応しております。
当院で対応しているインプラント治療の症例や注意点について、詳しくは下記インプラントページをご覧ください。
インプラントのご相談は
「トワデンタルクリニック
人形町」へ
奥歯を失った際には、しっかりと噛めて顎やほかの歯の保護にもつながるインプラント治療はいかがでしょうか。
【トワデンタルクリニック人形町】のインプラント治療前にデジタルシミュレーションを行うため、手術中や治療後のリスクを抑えることが可能です。
骨量が少ない場合にも対応できますので、インプラント治療をご希望の方は、ぜひ当院へご相談ください。

