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子供の虫歯予防にフッ化物って本当に効果あるの?

むし歯  / 小児歯科

子供の虫歯予防にフッ化物って
本当に効果あるの?

フッ化物ってなに?

フッ化物と聞くと、少し聞き慣れない言葉かもしれませんね。
フッ化物とは、フッ素とも呼ばれ歯に塗布することで、歯のエナメル質を強化し、虫歯になりにくくする効果があると言われています。

フッ化物ってなに?なぜフッ化物が虫歯予防に効果的なの?
フッ化物は、歯の表面のエナメル質に働きかけ、次の3つの効果をもたらします。

  • 再石灰化の促進:虫歯になりかけている歯を修復する働きがあります。
  • 歯の質の強化:歯を丈夫にし、酸や細菌に対する抵抗力を高めます。
  • 虫歯菌の活動抑制:虫歯の原因となる細菌の活動を抑制します。

子供にフッ化物を与える
メリット

  • 虫歯予防効果が高い
    特に、歯が生え変わる時期の子供は、フッ化物を取り入れることで、一生ものの丈夫な歯を育むことができます。
  • 安全性が高い
    フッ化物は、適切な量であれば、安全性が高いことが確認されています。

子供へのフッ化物の与え方

フッ化物は、以下の方法で与えることができます。

  • フッ素入り歯磨き粉の使用
    生え始めたばかりの子供には、フッ化物濃度が低い子供用の歯磨き粉を選びましょう。
  • 歯科医院でのフッ素塗布
    歯科医院では、高濃度のフッ素を歯の表面に直接塗布する治療を受けることができます。3~4ヶ月に一度の定期的なフッ素塗布がおすすめです。
  • フッ素入りうがい薬の使用
    3歳以上の子供から使用できるフッ素入りうがい薬もあります。歯科医師の指示に従って使用しましょう。

フッ化物の適正量

フッ化物は、適切な量を使用することが大切です。過剰摂取は、フッ化物に限ったことではありませんが、良くないことにもつながります。

  • 歯が生えてから2歳くらいまで:米粒程度
  • 3~5歳:グリーンピース程度
  • 6歳~歯:ブラシ全体

フッ化物の適正量

まとめ

フッ化物は、子供の虫歯予防に非常に効果的な成分です。しかし、過剰摂取には注意が必要です。歯科医師に相談しながら、お子さんに合ったフッ化物の使い方を見つけることが大切です。

【大切なこと】

  • フッ化物は虫歯予防に有効ですが、歯磨きや定期的な歯科検診も大切です。

  • フッ化物に関する疑問点がある場合は、必ず歯科医師にご相談ください。

お子さんの歯を一生の宝物にするために、ぜひフッ化物を活用してみてくださいね。

人形町の歯医者さん、トワデンタルクリニック人形町では、お子様の歯磨き粉選びのご相談も受け付けております。ぜひご相談ください。

参考)ライオン歯科材株式会社

トワデンタルクリニック人形町

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