上の奥歯はインプラント治療が難しいと言われる理由とその解決策
上顎奥歯にインプラントが難しい理由とその解決策
上顎奥歯にインプラント治療を行う際、しばしば直面するのが「上顎洞」との位置関係です。上顎洞は上顎の後方部分にある空洞で、インプラントを埋め入れるための骨量が不足する原因となります。今回は、上顎洞との兼ね合いによってインプラント治療が難しくなる理由と、トワデンタルクリニック人形町で行っている解決策について詳しくご紹介します。
上顎洞との関係が難易度を
高める理由
上顎洞は、上顎の後ろに位置する鼻腔と繋がった空洞です。この上顎洞のすぐ下には、上顎奥歯を支えるための骨があり、インプラント治療を行うためにはこの骨が十分にあることが求められます。しかし、歯を失った後、特に上顎奥歯の部分では、上顎洞が拡大してきます。これにより、上顎洞の床部分が薄くなり、インプラントを埋め込むために必要な骨の高さや厚みが不足してしまうのです。
そのため、上顎奥歯のインプラント治療を行う場合、骨量が不十分な場合が多く、治療が難しいとされています。
解決策:ソケットリフトと
サイナスリフト
こうした問題を解決するために、トワデンタルクリニック人形町では、上顎洞の拡大に伴う骨量不足を補うために「ソケットリフト」や「サイナスリフト」といった手術を行っています。これらの手術によって、上顎奥歯にインプラントを埋めるために必要な骨量を確保することができます。
1.ソケットリフト
(Socket Lift)
ソケットリフトは、上顎洞の床部分を少し持ち上げ、人工骨を充填して骨量を増やす方法です。インプラントを埋めるために必要な骨の高さを確保するために、上顎洞の底を持ち上げ、そこに人工骨を注入します。手術は比較的簡単で、短期間で治療が可能です。この方法は、上顎洞が比較的広がりが少なく、骨量が不足している場合に有効です。
2.サイナスリフト
(Sinus Lift)
サイナスリフトは、ソケットリフトよりも広範囲で骨量の増加を必要とする場合に行う手術です。上顎洞が大きく広がり、骨量が非常に不足している場合に適用されます。この手術では、上顎洞の底部を持ち上げて、大きな空間を作り、その中に人工骨を充填して骨を再生させます。サイナスリフトは、骨の再生が完全に行われるまで数ヶ月を要することがありますが、その後、インプラントの埋入が可能になります。
インプラント治療を
成功させるために
トワデンタルクリニック人形町では、患者様一人ひとりの骨の状態を詳細に診断し、最適な治療法を提案しています。上顎奥歯にインプラントを埋める場合でも、ソケットリフトやサイナスリフトを適切に組み合わせることで、インプラント治療を成功に導くことができます。
まとめ
上顎奥歯にインプラント治療を行う際、上顎洞との位置関係による骨量不足が大きな障害となることがあります。しかし、トワデンタルクリニック人形町では、ソケットリフトやサイナスリフトといった先進的な手法を用いることで、十分な骨量を確保し、インプラント治療を成功に導いています。もし上顎奥歯のインプラントに不安がある場合は、ぜひ当院でご相談ください。専門的な診断と治療計画を提供し、あなたの笑顔を取り戻すお手伝いをいたします。