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こどものレントゲンを撮ったら永久歯がないと言われました。今後どうしたらよいですか?

小児歯科

お子さまの定期健診でレントゲンを撮影した際、「永久歯がない」と診断されて驚かれた保護者の方も多いのではないでしょうか?これは「先天性欠如歯(せんてんせいけつじょし)」と呼ばれる状態で、特に下の前歯や小臼歯(奥歯の手前の歯)に起こりやすい傾向があります。

今回は、永久歯が生えてこない場合の対応方法や治療の選択肢について、**「トワデンタルクリニック人形町」**が詳しく解説します。

先天性欠如歯とは?

先天性欠如歯は、乳歯の下にあるはずの永久歯の芽(歯胚)が、何らかの原因で作られない状態です。日本人の約10人に1人の割合で起こる比較的よく見られる現象で、遺伝的な要因や、妊娠中の環境的要因が関与していると言われています。

よく欠如する歯

  • 下の前歯(下顎側切歯)
  • 小臼歯(特に第二小臼歯)

永久歯がない場合の今後の対応

1.乳歯をできるだけ長く残す

永久歯が欠如している場合、乳歯が抜けた後に歯が生えてこないことになります。そのため、乳歯が自然に抜けるまではできるだけ長持ちさせることが重要です。

乳歯を長持ちさせるポイント

  • 定期的に歯医者でフッ素塗布やシーラントを受ける
  • むし歯になった場合もできるだけ保存する治療を選ぶ
  • 歯並びに悪影響がないか経過観察を続ける

2.隙間ができた場合は
矯正治療で対応

乳歯が抜けた後に隙間ができてしまった場合、そのまま放置すると隣の歯が移動して噛み合わせが悪くなる可能性があります。その場合、矯正治療で歯並びを整えることで、隙間を閉じたり、将来的なインプラントやブリッジのスペースを確保できます。

矯正治療のタイミング

  • 永久歯の生え変わりが完了する時期(12歳前後)が一般的
  • 状況によっては早期治療(小学校低学年頃)も検討

3.スペースを維持して将来的に補綴治療(インプラント・ブリッジ)

永久歯が欠如している部位にスペースを維持したまま大人になることで、成人後にインプラントやブリッジによる補綴治療が可能になります。特に前歯など、見た目の影響が大きい部位では、成長後の選択肢を残すことが大切です。

補綴治療の選択肢

  • インプラント:自然な見た目と機能を回復
  • ブリッジ:隣の歯を支えにして欠損部を補う

放置してしまうとどうなる?

永久歯の欠如をそのまま放置してしまうと、以下のような問題が起こることがあります。

  • 噛み合わせの乱れ
  • 顎の成長への悪影響
  • 隣の歯の傾きや移動

これらを防ぐためにも、早めに歯医者で適切な対応を検討することが重要です。

早めの相談は「トワデンタル
クリニック人形町」へ!

お子さまの歯並びや永久歯の欠如について気になることがあれば、ぜひ「トワデンタルクリニック人形町」までご相談ください。当院では、矯正治療、乳歯の保存、補綴治療まで幅広い選択肢を提案し、お子さまの成長に合わせた最適な治療プランをサポートします。

お気軽にご相談ください!

まとめ

永久歯の欠如がわかった場合でも、適切なケアと治療を行えば将来的な問題を防ぐことができます。

  • 乳歯をできるだけ長く残す
  • 必要があれば矯正治療を検討
  • 将来的な補綴治療に備える

「トワデンタルクリニック人形町」**で、お子さまの健康な歯を守るお手伝いをさせていただきます!