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親知らずを抜くと腫れると聞きました。本当に腫れますか?

歯科口腔外科  / 親知らず抜歯

親知らずを抜くことを検討している方から、「抜いた後に腫れると聞いたのですが、本当に腫れますか?」という質問をよくいただきます。確かに、親知らずの抜歯後に腫れることは珍しくありません。しかし、腫れ方や痛みの程度は個人差があり、抜歯の難易度やケアの方法によっても大きく変わります。今回は、親知らずを抜いた後に腫れる原因や腫れを抑える方法について、詳しくご説明します。

親知らずを抜くと腫れる理由

親知らずの抜歯後に腫れるのは、身体が傷を治そうとする自然な反応です。具体的には、以下の理由が挙げられます。

  1. 外科的処置による炎症反応
    抜歯は外科的な処置のため、どうしても歯茎や周囲の組織にダメージが加わります。これに対する身体の防御反応として、炎症が起き、腫れや痛みが現れることがあります。
  2. 親知らずの位置や状態
    親知らずが横向きに生えていたり、骨の中に埋まっている場合、歯を分割して取り除く必要があります。このような難易度の高い抜歯は、組織への負担が大きくなるため、腫れやすくなります。
  3. 細菌感染のリスク
    抜歯後の傷口に細菌が入り込むと、感染によって炎症が悪化し、腫れが長引くこともあります。そのため、適切な口腔ケアが非常に重要です。

腫れのピークと回復期間

親知らずの抜歯後、腫れのピークは24〜48時間後です。個人差はありますが、多くの場合3〜7日程度で徐々に腫れが引いていきます。

ただし、以下の場合は腫れが長引く可能性があります。

  • 抜歯が難航した場合
  • 細菌感染が起きた場合
  • 血流が悪く、傷の治りが遅い場合

腫れを抑えるためのポイント

親知らずを抜いた後、腫れを最小限に抑えるためには、以下のポイントを意識しましょう。

  1. 冷却する
    抜歯直後から24時間以内は、氷や冷却パックで頬の外側を冷やしましょう。20分冷やして10分休むを繰り返すと、炎症を抑える効果があります。

  2. 安静にする
    抜歯当日は、血行が良くなる運動や入浴を避け、安静に過ごすことが大切です。血行が良くなると、腫れや出血がひどくなる可能性があります。

  3. うがいは優しく
    抜歯後は、強いうがいを避けましょう。血餅(かさぶた)が剥がれると、治癒が遅れるだけでなく、ドライソケット(激しい痛みを伴う状態)になるリスクが高まります。

  4. 処方された薬をしっかり服用
    歯医者で処方された抗生剤や痛み止めは、指示通りに服用してください。感染予防や痛みのコントロールに役立ちます。

腫れが長引いたり
悪化した場合は要注意!

通常、腫れは1週間ほどで落ち着きますが、以下の症状が続く場合は、早めにトワデンタルクリニック人形町までご相談ください。

  • 腫れや痛みが日に日に悪化している
  • 口が開かなくなっている
  • 発熱や膿が出ている

これらの症状は感染やその他の合併症のサインかもしれません。早めの対処が大切です。

親知らずの抜歯は
「歯医者選び」も重要!

親知らずの抜歯は、歯の生え方や難易度によって、術後の経過が大きく変わります。トワデンタルクリニック人形町では、患者さん一人ひとりの状態をしっかり把握し、できるだけ腫れや痛みを抑えた安全な抜歯を心がけています。

「親知らずを抜いたほうがいいか迷っている」という方も、まずはお気軽にご相談ください。的確な診断と丁寧な説明で、安心して抜歯を受けていただけます。

親知らずのご相談はトワデンタルクリニック人形町へ!

親知らずの抜歯後の腫れは、適切なケアで抑えられることが多いです。気になることがあれば、ぜひトワデンタルクリニック人形町までお気軽にご相談ください。あなたのお口の健康を全力でサポートいたします!

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