顕微鏡を使った歯科治療
2024.02.13
前回の投稿では根管治療についてお話ししました。
今回は治療の精度についてお話しします。
この根管治療はとても繊細な技術を必要とします。
レントゲンだけでは解像度に限界があるので確かな診断はできません。
昔は肉眼で手探りで診断、治療することが普通でした。
しかし、それだけでは症状の原因の特定や治療の精度が悪いため
なんだかよくわからないけど歯が割れてるかもしれないから「抜歯」という過去もありました。
近年は歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)が普及してきて
精密根管治療を行う歯科医院も増えてきました。
マイクロスコープは歯科医師が診断、治療するのに便利なだけでなく
患者さんに一緒に歯を見てもらい原因を理解してもらったり、今何を
しているのか説明しやすくすることもできます。
歯は一本一本とても大事です。
大切な歯を残すためにできること、まだまだたくさんあります。
あなたは歯の予後にとても大きくかかわる根管治療を手探りで行いますか?
それとも精密に行いたいですか?
だめかもしれないと思っているその歯、もしかしたら助かるかもしれませんし、より精度の高い診断をすることができます。
ぜひご相談ください。